設備紹介【溶接機 Welbee The Short Arc 350】
2025-02-13
注目

明日はバレンタインデーですね。この日が来ると中学生のころ急に祖母がチョコレートを買ってきてくれて、それが握り拳の倍ほどあるサッカーボール型のチョコ(中身は空洞ではなく100%チョコ、そして僕は帰宅部なのでサッカーは縁も所縁もない)で食べ終わるのに2週間かかったことを思い出します、顔はめちゃくちゃニキビが増えました。
最近ではYouTubeなどのショート動画を見ていると見事な手さばきでチョコを板や円柱などに変化させて作品を造形してゆく、所謂チョコレートアートが流れて来て舌を巻くところがあります。素材同士を繋ぎとめるのもやはりチョコで溶けている状態のものをそれぞれの間にコーキングの様に流して乾かし接着、お菓子作りと言うよりは立派な建築の様な肉体労働にも見えてきます。

接合しようとする2つの材料の接合部を溶かして、溶け込みの状態で冷却することで、1つに接合することができる溶接は少しそのチョコレートアートに近しいものを感じました。最も、こちらはかなり頑丈に仕上がり、時には火花も散り閃光も走るという環境は全く違うものですが、つなぎ合わせて作り上げる点は似ているのかと思ってしまいます。
つい先日、弊社に新しい溶接機がやってきました。Welbee The Short Arc 350は使いやすく安定したアークを実現し熟練者から初心者まで携わる人が使用しやすく、また美しく高品質に仕上がるという。溶接時に発生するスパッタ(金属の飛散)も軽減、そして直感的で分かりやすいタッチパネルも使用者に優しい設計です。

毎回全く同じ注文が来るとは限らない弊社の製品作りでは日々試行錯誤を繰り返しながら進めております。溶接に関しても同じことが言え、お客様によっては強度に主軸を置くのか、それとも見た目を重視して細かく作業してゆくのかはその都度変わってゆきます。お客様の持たれているイメージと完成品の差を少しでも縮め、狭めてより精度の高い製品を送り出すためにもきめ細かなヒヤリングを経て、オーダーメイドに近い形でそれぞれ溶接させていただいております。手のひらに乗る小さなものからクレーンで吊り下げる様な大きなものまで、その全てを丁寧に仕上げてまいります。
弊社ではその他にもお客様のご要望に応じたさまざまな用途の生産機械製造のため、幅広い加工化できる設備をそろえています。どの様なご要望・ご依頼でも構いませんので一度お気軽にご相談くだい。
